GAP指導者養成講座 GH評価員教育プログラム GAP総合口座1+2
主な対象者:普及指導員、JA営農指導員
特に、始めてGAP担当になった方、これまでGAP認証規格の研修しか受講していない方
他、GAP行政担当、農業者、生産団体職員、農産物取引業者、GAP認証審査員、GAPコンサルタントなど
概要
「GAP」という概念が生まれた歴史や背景を探り、GAPについて正しく理解するとともに、演習を通して農場経営における実践的な管理について学びます。自分の目と耳≠ナ農場管理の実態を調査し、問題点を洗い出す、農場評価トレーニングを行うことで、事実に基づく自主的な改善活動や改善指導に役立てます。また、GAP実践に最も重要な農場のリスク評価の方法を学び、演習を通してリスク評価の技量向上に努めます。
このプログラムは、「GH評価員教育プログラム」に基づく「GAP実践セミナー(「GAP総合講座1)」および「農場実地トレーニング(GAP総合講座2)」を連結し、標準3日間/短縮2日間で実施する講座です。
習得目標
- 【GAP総合口座1(GAP実践セミナー)】
- ・持続可能な農業とGAPの正しい理解
- ・GAPの実践と指導のための農場評価の方法
- ・「国際水準GAPガイドライン」の内容と国際水準GAPの指導
- 【GAP総合口座2(農場実地トレーニング)】
- ・農場管理における適正管理の詳細
- ・農場の管理実態を正確に把握するための調査・監査の技量(インタビュー方法、現場での視点・着眼点)
- ・「国際水準GAPガイドライン」を現場で活用するための技量
プログラム
標準3日間 | 短縮2日間 | ||
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1日目 | 1日目 | GAP実践セミナー部分 |
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2日目 |
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2日目 | 農場実地トレーニング部分 |
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3日目 |
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特徴
- テキストは、持続可能な農業に適用される一連の原則、日本の法律の実用的な解釈、行動規制、技術的な推奨事項をまとめた「日本GAP規範」に基づいています。
- プロの評価員が農場で聞取り調査をしている実際の映像を視聴することで、本物の農場評価に触れることができます。
- 演習や実習には、実際の農場(モデル農場)を訪問したり、実在する農場の写真や記録書類などを使用することで、実践的に学べます。
- 農場評価の演習・実習には、農林水産省「国際水準GAPガイドライン(全品目)」に準拠し、「GLOBALG.A.P. IFA PC」を包含した「GH農場評価規準」を使用しており、国際水準GAPの理解向上に繋がります。また、複数の認証機関から、GLOBALG.A.P.認証の農場内部監査員の要件の1つである実践的な監査トレーニングとして認められています。
- 2003年から現在に至る多くの指導実績や認証審査実績を基に構築されたカリキュラムで、GAP指導や認証コンサルティングの経験豊富な講師が研修を行います。
- 本講座は、GAP指導者(GAP指導員)や県認証等の評価員などの育成研修として、多くの都道府県やJAグループに公式に採用されているカリキュラムです。
受講者の声
- GAPの必要性を考えてもらうにはGH評価制度が良い(普及指導員)
- 認証に必要な情報はもちろん、GAPの目的や考え方が非常に参考になった(生産者)
- この研修会を受講して認識の誤りや知識不足を再確認した(JAグループ職員)
- 今までの他の座学研修では実際に指導することへの不安があった(普及指導員)
- GH農場評価による改善効果に衝撃を受けた(JAグループ職員)
- 「GAP=新たな取組み」ではなく、「GAP=本来やるべきこと」と気付いた(JA営農指導員)
- 農業関連法令も網羅的に学べる、経営支援に活かせる(普及指導員)
- 集合研修・オンライン研修(上限15名)
- 22万円/日(税込)、旅費交通費別
- 資料はデータ納品
- 全課程を修了(8割以上出席)し、修了レポートが承認された方には、日本生産者GAP協会から修了証が発行されます。
