コンサルティング

GAP実践指導(導入期)

 GAPの基礎を学ぶだけでなく、実際に、農場や生産組織の具体的な改善を進めます。

対象

 農場(生産者、農業法人)、生産組織(生産部会や出荷組合などの農家グループ)など

内容

〇講義 GAPの意味や意義、実践内容、取組み方法などを学びます。
〇現地研修・個別指導 実際に農場に出向いて、具体的な改善指導を行います。

GAP認証コンサルティング(導入期)

 GLOBALG.A.P.やJGAP/ASIAGAP等の農場認証(GAP認証)の取得に向けた指導・支援を行います。グループ認証における内部監査も対応します。

当社の認証コンサルティング

 ISOシリーズなど他の認証でも起こっているように、ややもすると認証取得だけが目的になり、農場経営の他にオプション的に認証対応をするというようなことになりがちです。それでは、農場経営の向上はおろか、費用と時間の浪費でしかありません。

 当社は、GAPの調査・研究・指導のパイオニアとして国内外で取り組んできたノウハウを活かし、小手先ではない本質的なGAP指導に基づいたGAP認証取得の支援を行います。

主な流れ

主な流れ

※費用(工数)等は、グループの規模やコミット度合いによって変わりますので、直接お問合せ下さい。

GAP年間サポート 〜持続可能・適正な農場管理のためのコンシェルジュ〜

 導入期の指導やコンサルティングが終了した後、農場管理や認証に関する継続的な相談、評価、指導、内部監査等のサポートを行います。

  • GAP年間サポートは、農場が持続可能で適正な農場管理を継続するための専門的なアドバイスを気軽に受けることができるサービスです。
  • "一年中いつでも利用できる"、"ちょっとした質問に答えてくれる"、"いつも気にしてくれて声をかけてくれる"、コンシェルジュのような存在です。
  • GAP認証を取得した後の継続的な改善や認証更新のための支援や助言にも対応します。
  • GAP認証は取得していないけれど、基本的な農場管理や継続的改善に取り組みたいといった農場にも最適です。
  • 毎月数万円かかる顧問契約ではなく、必要な時だけいつでも相談できる関係です。
年間相談 個別業務

農場評価(GH農場評価*)  〜農場の健康診断〜 〜産地のデュー・ディリジェンス〜

 一般社団法人日本生産者GAP協会が開発・運営する「GH農場評価制度」に基づき、農場評価や生産組織評価を行います。

  • 農場や生産組織(生産部会や出荷組合などの農家グループ)が、
    • 「日本GAP規範」の内容をどの程度遵守しているかを評価し(*)、
    • 「どこに問題があるのか」、「なぜ問題なのか」、「どの程度問題なのか」を明らかすることで、
    • 持続可能で健全な農業経営や産地管理を実践するための指標を提供する
    • 自己啓発に資する「GAP教育システム」です。
    • 農場や生産組織は、評価結果に基づき「自然環境や農業環境の保全」、「農業に携わる人や生活者の安全」、「農産物や食品の安全」などに関するリスクを提言するための改善計画を実践します。
    • 農場や生産組織を農産物の「取引相手として保証する(お墨付きを与える)」ことを目的とした制度(いわゆる、農場認証制度/GAP認証制度)ではありません。
    *農場評価規準ver2.2(作物)は、農林水産省の作成している「国際水準GAPガイドライン」に準拠しており、「国際水準GAPガイドライン」の全ての項目を遵守できているかどうかも評価します。

    (外部リンク)日本生産者GAP協会>GH評価制度について

    対象

     農場(生産者、農業法人)、生産組織(生産部会や出荷組合などの農家グループ)、農産物取引企業(農産物商社、加工業者)など

    利用ケース

    <ケース>認証取組み前の農場や生産組織

     今すぐ認証が必要なわけではないが、ゆくゆくはGAP認証取得に取組もう考えている。
    認証は考えていないが、農場や生産組織の管理体制を整備したい。

    • 「まずは具体的にどこまでの範囲で、どんなことをすればいいのか知りたい。」
    • 「自分の農場や生産組織の管理レベルはどの程度なのだろうか。」
    • 「主な改善点、大きな改善点をある程度知っておきたい。」

    GH農場評価(農場評価や組織評価)を受けてみましょう。農場や生産組織全体の課題をレポートします。
    具体的に認証取得が必要になった場合は、GH農場評価の評価結果を引継いで、GAP認証コンサルティングに移行できます。

    <ケース>契約産地の課題の把握/デューディリジェンスをしたい農産物仕入れ企業

     環境や人権に配慮した持続可能な調達に取組むため、自社の取引産地の持続可能性について評価したいが、農業現場における持続可能性についてどのように評価すればよいか分からない。

    取引産地の農場や生産組織を評価し、課題を抽出し、レポートします。産地特性を踏まえて適切なサンプリングもご提案いたします。
    課題や傾向が見えてきたら、農場や生産組織の改善に向けたGAP実践指導に移行できます。
    自社の産地管理者が農場評価をできるように育成する場合は、集合研修(セミナー)に移行できます。


当社サービスの料金体系

 GAPに関わる相談、教育、コンサルティング、認証取得支援の料金体系については、こちらの文書の通り規定いたします。
 また、お客様ごとの状況や規模等に応じて個別にお見積りもいたしております。どうぞお気軽にお問い合わせください。お問い合わせ先は、こちらになります。
※ 文書内の料金には、資料費、講師旅費、および消費税は含まれておりません。